おはなばたけライフ

ゲイのままに

1日に2度も

 

昔付き合っていた男たちとの思い出のある場所を通った。

 

 

 

一つは元彼の家の近所

皮膚科が目印だよ〜って言われて

彼の家に行くたびに目にしていた皮膚科の看板をみた。

バイト終わりに泊まりにいったっけな。

 

Instagramでひょんなことから繋がった人が

まさかのその人の今彼で、

もう何年も付き合っているらしい。

自分には見せなかった笑顔を、投稿の中で見かけて

なんだか複雑な気持ちになった。

 

 

 

 

もう一つは別の元彼との思い出の場所で、

初めて会う日に約束をしていたガスト。

アプリで知りあって、お互いに惹かれあって

初日から意気投合した記憶が残っている。

初めて付き合った人と散々な別れをした後だったから、遊びたい気持ちも彼氏が欲しい気持ちもあって、

そんななかで知り合った彼は外国人。

 

多分、あの時が一番英語を勉強したっけな。

 

結局付き合ったけど、自分が遊んでしまい、

彼からの信用を得ることができずに別れることになった。

おそらく、今まで付き合った人のなかで一番愛してくれてた気がする。

写真の入った手紙とプレゼント、手料理、なによりたくさん写真を撮ったし、学生だったけどお金がないなりに2人で楽しんだ。

 

きっと、あの時彼と別れなかったら今ほどの交友関係もなかったかもしれないし、彼しか見れてなかったかもしれない。

 

過去があるから今がある。

 

なんだか思い出すと苦い記憶だけど、自分の中ではすごく成長できた出来事だった。

 

同じ県内なのに、片道1時間半以上。約2時間くらいかけて(彼は免許をもってなかった)毎週のように通っていた。

 

当時まだ親も元気だったので、"高校の時の留学生で、仲良くなってSNSで繋がった。ようやく日本に勤めることになったからうちに泊めてあげたい"そんな言い訳をして、どうしても家に来たいと言う彼を連れてきた。

 

成人式というのは日本だけなのか

 

成人式の前日に彼がうちに来て、成人式当日、私は彼を親と妹に任せきりにせざるを得なかった。彼の気持ちを考えることもせず、久しぶりに会う旧友たちと楽しい時間を1人で過ごしていた。

 

彼が来たいといったから連れてきた、といえば言い訳になってしまうが、同じ立場だったら連れてこなかったほうが優しさだったのかもしれないと、後になって冷静に考えられた。

 

 

昔の恋、というのは今になってみて

幼稚な付き合いだったなと思える。

 

当時は必死になって恋愛していたのだろうけど。

 

 

そんな私、もうすぐ30

 

彼氏いない歴3年が経過しました

 

 

 

今年こそは、どうかだれか

あたしを拾って、神様ぁぁぁぁぁ